マシンピラティス（プライベートレッスン）

プッシュスルーバーという、特殊なバーがあることが最大の特徴です。このバーが、肩の動きや股関節の動きを誘導してくれることで、肩周辺の機能改善や、股関節の機能を取り戻すことにも使うことができます。

またシンプルな腹筋運動のような動作も、バネのサポートを受けることで、脊柱（背骨）の動きに意識を集中させながら行うことが出来るため、初めてピラティスを行う方にもとてもオススメのマシンとなってくれます。

椅子に座ったような状態で股関節や、膝、足首の調整をすることが可能です。私の知る中で家に欲しいピラティスマシンNo.１のマシンで、脊柱をあらゆる方向へ動かすことも得意で、デスクワーク後に乗りたくなります。

またアスリートにも効果的で、短距離走者にチェアエクササイズの前後でタイムを計ったところ、半数の方がタイムがアップし、半数は変わらずという実験結果もあり、パフォーマンスアップの可能性を高まることも分かっています。強度や難易度の高いエクササイズを行うことで、より身体をコントロールすることが可能となります。

立位でピラティスを行うエクササイズが多く行うことの出来るピラティスマシンです。足元は左右独立して動く構造となっており、歩く動作の一部分を切り取って練習する事ができます。歩く動作は複雑なため、実際の歩行の中で、細かな足部、足首の動きや、膝股関節のつ使い方、体幹の使い方まで意識するのは困難ですが、そういった細かい部分にも意識を向けやすくなります。また、強度をあげることも得意なマシンで、シンプルな動きから、より複雑な動きまでマスターすることで、アスリートにとっては、立位でのパフォーマンスアップが期待できます。バレリーナのように爪先立ちの状態で股関節や膝関節、また片脚で立つ方法などの訓練が出来たり、競技ダンサーが体幹の安定を図りながら、各関節（股関節、膝関節、体幹の捻り、首）までの動きをコントロールする練習なども可能です。

またピラティスマシンの多くは、ピラティスの生みの親であるジョセフ氏とその弟のフレッド氏により、考案され作られましたが、コアアラインは2000年以降に、イスラエルの理学療法士、ジョナサン・ホフマン氏によって作られました。

そのため、ピラティス界ではまだ新しいマシンであるため横浜市内ではまだ置いてあるピラティススタジオは珍しいかと思います。