マハロピラティス鶴見

マハロピラティス鶴見スマホっ首

スマホ首を根本リセット!鶴見のプロが教える正しいピラティス効果

現代病の一つとしてすっかり定着してしまった、頑固な肩こりや首こり。

その大きな原因としてよく挙げられるのが、スマホ首、いわゆる**「ストレートネック」**です。

マッサージに行ったり、ストレッチをしたりしているけれど、なかなか良くならない……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回は、そのストレートネックの正体と正しい調整方法について、ピラティスの専門家目線から分かりやすく解説します!

1. ストレートネックのとき、首の中では何が起きている?

よく耳にする「ストレートネック」ですが、具体的には骨がどんな状態になっているかご存知ですか?大まかに言うと、**「頭部が体に対して、前方に突き出ている状態」**を指します。

スマホを見ているときは下を向きますが、パソコンの画面を見たり、普段歩いたりするときは正面を向きますよね。このとき、首(頸椎)の中では以下のようなエラーが起きています。

 首の下のほう:過度に丸くなっている(屈曲)

 首の上のほう(頭の付け根):アゴが上がり、過度に反っている(伸展)

人間の頭の重さは、**ボーリングの玉(約4〜5kg)**と同じくらいあると言われています。頭が体の上に真っ直ぐ乗っていれば骨で支えられますが、前にズレていると大変です。首の後ろの筋肉(後頭下筋群)や肩の筋肉(僧帽筋上部)が、落ちそうなボーリングの玉を「常に手で引っ張って支えている」ような状態になります。

これでは筋肉が疲労して、激しい首こり・肩こりになってしまうのも無理はありません。

2. 「アゴを引いてください」の罠!間違えると逆効果?

ピラティスのレッスン中や、姿勢を良くしようとするとき、「アゴを引いてください」と言われたことがあるかもしれません。

ストレートネックを調整するためには、

 首の下の方の丸まりを伸ばすように、頭頂を上に引き延ばす

 首の上の方の反りに対して、アゴを引く

という動きが基本になります。この動きをピラティスでは**「サービカルノッド」**と呼び、どのようなエクササイズのときも、このイメージを保つことがスマホ首の調整に繋がります。

これはインストラクターであれば常識の範疇なのですが……実は、ここに大きな落とし穴があります。

このアゴを引く動作を、「二重アゴ」を作るくらいグッと過剰に行なってしまっているケースが非常に多いのです。

間違ったやり方で過剰にアゴを引き続けてエクササイズを行うと、本来、緩やかにカーブ(生理的前弯)しているはずの首の骨が、それこそ一直線になってしまい、運動によって自らストレートネックを作り出してしまうという最悪の結果になりかねません。

正しいアゴの引き方のコツは、**「左右の耳の穴を軸にして、小さく、優しく頷(うなず)くくらい」**の繊細な意識です。これだけで、首の後ろが心地よく伸びる感覚が分かるはずです。

3. スマホ首の原因は「首以外」にあることが大半?

ここまで首のお話をしてきましたが、実は、スマホ首の本当の原因は首以外にあることがよくあります。

例えば、家でソファに座ってスマホを見ているときを思い出してください。

骨盤が後ろに倒れて(後傾)、それにつられて背中が丸くなっていませんか?

背中が丸くなると、バランスを取るために頭は勝手に前方に移動してしまい、結果としてスマホ首が完成します。

このような状況の場合、いくら首単体で「サービカルノッド」の意識をしたところで、スマホ首は根本的には良くなりません。

まずは骨盤をしっかり立てるための「股関節のワーク」をしたり、体幹を真っ直ぐ保つための「腹筋群やお腹まわりのインナーマッスル」を鍛えて調整したりする必要があるのです。

これはあくまで一例に過ぎません。原因は人によって多岐にわたりますし、複数の原因が絡み合っていることも珍しくありません。

身体はすべて繋がっています。だからこそ、痛む局所だけを調整するよりも、全身をトータルで動かすことが何よりも重要なのです。

まとめ:身体はすべて繋がっている

今回は言葉をかなり柔らかく工夫してみましたが、実はピラティスのなかでもかなり専門的な深いお話をしました。

少し難しく感じられたかもしれませんが、まずはこれだけ覚えておいてください。

1 レッスン中は、耳の穴を軸に優しくアゴを引く(サービカルノッド)

2 不調の原因は、別の場所(骨盤や背中など)にある可能性が高い

3 身体はすべて繋がっている

この「サービカルノッド」が意識できるだけでも、普段のレッスンの効果や完成度は格段にアップします。そして「原因は別にある」「身体は繋がっている」という視点は、ピラティスの本質を理解する上でこれから何度も出てくる大切なキーワードです。頭の片隅にでも残しておいていただけたら嬉しいです。

……さて、ここで少し考えてみてください。

スマホ首ひとつを取っても、骨盤、お腹、背中、そして首まで、全身を連動させて整える必要があります。

最近、ちまたでは「1回30分」といった短時間のピラティススタジオが増えていますが、**「プロの目線から見ると、たった30分でこれら全身の骨や筋肉をすべて正しく動かすなんて、到底足りないのでは……?」**と思いませんか?

では、身体の仕組みから考えて、本当に効果が出るピラティスの適切な時間(分数)とは一体何分なのでしょうか?

これについては、次回のブログでじっくりとお話ししたいと思います!せっかくピラティスをやるなら、しっかり効果を出したいという方は、ぜひ次回の更新も楽しみにしていてくださいね。

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